1995年1月17日に阪神淡路大震災が起きた時、何か行動しなければと考えた有志がネットワークを通じて集まり、様々な支援活動を始めました。この震災を機に全国的に盛り上がったヴォランテイア活動は、「ボランティア元年」と言われるほどでした。
しかし、私たちが活動を通して見たその実態は、明確な方針や目的に裏打ちされたものは少なく、場当たり的な活動や、同情と自己犠牲を発露としたものが目立ちました。そのため、被災者とよい関係が結べた場合ばかりではありませんでした。
その後、日本海重油タンカー事故、普賢岳噴火、中越地震など多くの災害現場を体験し、ACTNOWならではの活動を行なってきました。 設立当初代表であった浅井久仁臣から若い世代の菅隆一郎に代表の座が引き継がれましたが、2005年12月、東京消防庁のレスキュー・メンバーになった菅が多忙を極めるようになり、ACTNOWは10年間の活動を停止するに至りました。
その後菅は、東京消防庁のハイパー・レスキュー隊の一員になり、日夜皆様の安全を守るために活動をしております。
私浅井は、学校の建物の耐震化や災害時図上想定訓練の普及に努めてきました。
2011年3月11日に起きた東北関東大震災で、菅は福島原発の原子炉への放水作業に、浅井と副代表であった石塚晃一は福島原発周辺から避難してきた被災者への支援活動に関わっています。同じく副代表であった加藤礼子は、連絡担当として後方支援をまとめています。
そうした活動をする中でACTNOWの再興の必要性が出てきたと判断、3月18日に再出発することになりました。
アクトナウの目的
- 災害が発生した時、被災者が自立できるまで息の長い災害支援活動をしていきます。
- 行政・ヴォランティア組織・社会福祉協議会等と協力し、ワークショップ形式での防災意識の普及を図り、大規模激甚災害に対応できる防災システムの確立をお手伝いしていきます。
- 国内外の災害支援ネットワークを充実させるための旗振り役を努めます。
2011年3月31日現在