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きっかけ

東日本大震災が起きた3月11日、私は経営するASE英会話スクール(ACT NOWの事務局)に募金箱を置き、募金活動を始めました。

その後埼玉県知事が「さいたまスーパーアリーナ」に5千人の福島からの避難民を受け入れると聞き、浅井はアリーナに駆け付けました。それは、きちんとした受け入れ態勢ができていないのではと心配したからです。

案の定、「受け入れ場所は通路」、「食事提供はなし」、「寝床は段ボールと毛布だけ」という迎え入れ方でした。

食事提供は、「来られる方の少なくない人数が避難指定地域ではないいわき市の方だから被災者と認定できない。よって、食事を出すわけにはいかない」との説明でした。

駆け付けた時点ではまだ被災者の数は300名弱でしたが、皆さん一様に疲れと不安を漂わせておられました。

そんな方たちに、埼玉に来いと呼び寄せておいて食事を出さないというのは納得できません。18日の夜、私は県の職員に強く抗議しました。ならばヴォランティアで炊き出しをすると言うと、今度は消防法が云々カンヌンと言われました。
19日の朝、アリーナに行くと今度は状況が一変、埼玉県は食事を提供すると言うのです。炊き出しの準備に入っていた地元青年会議所と私のグループは、もうすでに全国ネットを使って3月末までの食材を確保していましたから大混乱です。
そこで県側と調整に入りました。

青年会議所のリーダーは「食材だけで4、5百万はかかる。県にも費用の負担をして欲しい」と要求しましたが、県は否定的でした。

そこで、ACT NOWが街頭募金を行ない、その費用を炊き出しに充てることを提案、大規模の募金活動が始まりました。

アリーナには結局最大約3千名が避難しました。その後、3月末には加須市の廃校になっていた騎西高校などに移住させられました。埼玉県には今も、他に多くの被災者が公的な施設だけでなく、親戚縁者などの元に身を寄せておられます。

義援金の使い方

アリーナに避難してきた被災者に対する炊き出しを含めた支援活動のために始めた募金活動ですが、幸いにして予想以上の金額が集まりました。多く集まったからといって日赤などに渡すのではなく、その使い方については柔軟に考え、これから長期間続く過酷な被災生活に的確に対応していきます。これまでに使われた、または確定している義援金の使い方は次の3つです。

*アリーナにおける炊き出し
*埼玉県各地に移住を強いられた被災者の生活支援
*被災地への直接支援

これまで(5月29日時点)に街頭募金及びACT NOWに直接寄せられた東日本大震災関連の義援金の額
7,772,039円

支援実績

*アリーナにおける炊き出し(予想以上の食事提供が他の団体個人から寄せられ、最初は豚汁やラーメンを提供していましたが、最後の方は味噌汁にしました。従って、当初予定していた金額は大幅に下回ったとの途中経過報告です)
*石巻市周辺の避難所への物資提供
*いわき市周辺の避難所への物資提供

現在の預金残高及び現金残高

炊き出しグループからの内訳付きの請求が来ていないので確定できていません。